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5月のころっぱレポートその1

先日、5月のころっぱ1回目を開催しました。

楽しく歩いた切通のレポートをするまえに、庭のシジュウカラのご報告を(*^^*)

 

以前ブログに書きましたシジュウカラは、その後どうなったでしょう?

こちらは1月に、シジュウカラなどの野鳥が好きな次男のためにと、ハナミズキの木に巣箱を取り付けてみたときの写真。

巣箱の存在をすっかり気にしなくなった4月頃、シジュウカラの夫婦がせっせと小枝を運び込むようになりました。シュポンと入って出ていく姿に次男と一緒に大興奮!

ふわふわした鳥の羽根を持ち込んでいると思っていたものは、実は猫たちをブラッシングしたブラシから毛をむしって集めていると気づいたときは驚きました(*^^*)

猫たちは気になって仕方がない様子。

カラスも巣箱を襲うもので、どんどん巣箱がボロボロになっていきます(^^;

あるとき中をそっと覗いたら、動かない鳥がいるので死んでしまったのかと思い、巣箱を木からおろして次男と開いてみました。すると中には10個ほどのたまごと、たまごを守り温める親鳥がいました。

2週間ほど経つと、親鳥が忙しそうにえさを運び込むように。そっと扉から覗いてみると、中に10羽ほどの小さなひな鳥がいます!

ひな鳥はじっと静かに、親鳥が餌を運んでくるのを待っています。

そしてこれが今日、5月18日の様子。

羽根はすべすべに、からだはふっくらして、だいぶシジュウカラらしくなりました。

木の幹があって扉を大きく開けないので写真には一部しか撮れないのですが、中にぎっしりと小鳥が詰まっています。

細く開いた隙間から写真を撮ろうとすると、すぐさま親鳥がやってきて、大声で警告音を出してさわぐので、すぐに退散…(^^;

 

でもシジュウカラの雛はそんなにうるさくなくて、むしろうるさいのはこの巣箱の反対側、家屋の屋根の隙間に巣を作ったスズメの方。いま庭ではシジュウカラとスズメの2家族が子育て中で、にぎやかになっています。

 

せっせとひっきりなしにアオムシやバッタを運んでくる親鳥を見ていると、庭の野菜たちに青虫がいてもあえて残しておきたくなり、掘った土から幼虫が出てくると、巣箱の周りに投げておきます。

 

これからも餌になる虫や草がある環境を、少しでも残してあげられたらいいなあ。

さてさて、本題です。

 

今回5月のころっぱは、本当は4月に予定していた朝比奈切通のお散歩です。

4月は雨が多く2回とも中止になりましたので、内容を順延して開催しました。

 

今回も5家族全員がパパも兄弟も家族総出でご参加くださり、総勢23人と、賑やかになりました。

前日に雨が降ったので、道全体がしみだした水で川状態に。

全員長靴着用、着替え持参ですので、問題ありません。

遊ぶ子どもの傍らに、きれいなトンボがいました。

思わず写真に撮りたくなる美しいトンボは、ニホンカワトンボとい準絶滅危惧種とのこと。

娘は何かのたまごを見つけて「タマゴ!!」と叫んでいました。

皆さんそれぞれに、水が気に入ったり、木の幹から生えた芽が気になったりしていたようですが、花が好きな娘は、ヘビイチゴが気に入った様子。

摘んだヘビイチゴは家に飾りました。かわいい(*^^*)

「ママ、これすごくきれい」としゃがみ込む娘。花も虫も、自然の造形は思わず足を止めたくなるほどきれいですね。

 

5~6人程度なら全員でまとまって動けると思うのですが、人数が多くなると足並みをそろえるのが難しく、結果的に満足いただけなくなるんじゃないかしら、というのが私の目下の悩みでもあります。

 

でも参加してくれた方は、『なかなか1回で大成功‼️皆大満足‼️となるのは難しいかもしれないけど、キッカケを作って頂いてとにかく1回行ってみることで、時間が経った後でも子どもが「あの場所楽しかったな~」と言えば「じゃあまた行こう‼️」となると思います』と言ってくれました。

 

ありがとうございます!すぐに結果のようなものは見えてこなくても、あせらず経験を重ねていけたら良いですね!

 

 

「こっち側だけ雨が降ってる!!なんで?」という娘の発言が面白かった、と言ってくれた方がいました。

前日に雨が降ったので、しみ出した水が雨のように降っていたんです。

 

都市では、雨は降るだけのもので、下水に入って流れていくのが当たり前のように暮らしていますが、開発された都市のすぐそばにこうした場所があるという不思議な感覚や、その温度や感触が、子どもたちのなかにそっと残ってくれたらいいな、と思います。

 

次回のころっぱもたくさんの方が来てくれる予定になっているので、楽しみにしています(^^)/