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いたち川をざぶざぶ探検!

残暑って、毎年のことながらほんとにしんどいですよね。

 

残暑疲れをいやしてもらおうと、母と夫にプレゼントを贈りました。おまんじゅうかのような箱の中身は…

ヒノキのひよこです(^^)

小田原の「工房やにわに」さんが作られているもので、お風呂に浮かべてひのき風呂気分を味わえます。 

夫にと買ったのに、使っているのはもっぱら子どもたち。3歳も8歳も、お風呂に浮かべて楽しそうに遊んでいます。

 

 

さて、本題です。

昨日は残暑!!という感じの猛烈なだったのに、ころっぱの予定日の今日は朝からしとしと雨が降っていました。

 

あーん、もう2回連続で水遊びころっぱを中止しているのに、また・・・??

 

ところが嬉しいことにタフで遊び好きなママさんが「うちは子どもたちも行く気満々なので行きます!」とのこと。私の3歳の娘も水着に着替えて「雨でも行くよ」とやる気満々なので、カッパを着て向かうことになりました。

 

雨の川は、ひんやりと冷たく、静かです。

男の子たちはさっそく生き物探しを始めました。

メダカ、カワエビ、カニ。

ホタルの幼虫のえさになるカワニナ。

カワトンボ。

目の前を何度か、水色に輝くカワセミのペアが飛んで行くので、子どもも親も「うわあ!きれい!!」と歓声をあげました。

流れが堰き止められているところはダム状態になって深いです。

このいたち川は「八軒谷戸」というところから降りていくのですが、すぐそばを車の通行量の多い環状4号線が並走しています。このトンネルの上が環状4号線です。

この水のなかには大小いろんな魚がいっぱいいるんですよ!

川は工事現場の下を流れていきます。

 

頭上には、トンネル掘削工事の土砂を運ぶベルトコンベアーと、設置中の橋脚があります。

でも、コンクリートで固めた川底の一部に、生き物のためと思われる遡上用の箇所が作られています。開発しないでいることはできないけれど、生き物との共存が配慮されていることが嬉しいです。

なんとか夏の終わりに滑り込みで川遊びを開催できて良かったです。ちょっと大変な自然遊びも、一緒に楽しんでくれる人がいて嬉しい(^^)

 

ちなみにいたち川は、今日の場所は探検色強めでしたが、もっと遊びやすい素敵な場所があります。

それはこちらの上六郷反町公園(〒247-0013 神奈川県横浜市栄区上郷町21−2)

この夏、子どもたちとたびたび涼みに行きました。

大きな木々のある敷地は下草もかられ、きれいに整備されています。

すぐそばにはチェーン店の飲食店もたくさん並んでいるのに、川には魚やシジミも。

小さな子どもでも安心して川に入れる場所があって嬉しいです。

さて、今日のいたち川探検から家に戻ってくると、朝から雨のなかサッカーの練習に行っていた次男が、帰り道でトチの実を拾って来ていました。

もう木の実の季節なのですね。

 

秋のころっぱでは、クヌギやマテバシイ、シイノミなどの形のちがう様々なドングリを集めて森を歩いたり、ちょっと無理?という距離の山道をみんなで頑張って歩いたりしてみたいな、と思っています。

 

 

ころっぱをはじめた当初はコロナ休業中で時間に余裕があったのですが、その後仕事を再開し、さらに今年度からは地域のサッカーチームの役員や保育園の役員など役割も増えてしまい、仕事のほうもcolobockleに加えprivate studio homeでのフォトグラファー業も再開したので、隙間時間がまったくない日々になって来ました。

 

時間をつくるのが難しく、一度はころっぱの断念も考えたのでしたが、相談してみたところ参加してくださる方々が色々なメッセージをくれました。

 

『ころっぱがなければ体験しなかった場所や遊びがたくさんありました。素敵な活動だと思うので形を変えても続けていってもらえたらなと個人的には思っています。』

 

『ころっぱに参加して、こんなところがあったんだ、こんな遊び方があったんだ、と本当にたくさんのことを学ばせていただきました。3歳の息子は「ころっぱは絶対に行く!」と毎回とても楽しみにしているので、無理なく開催できる方向を考えられると良いですね。』

 

『ころっぱは、他にはない素敵な活動なので、皆さんの仰るとおり、日数や人数を限定的にして開催したり、予定の合う人同士で集まって楽しむ等と工夫して、継続して欲しいです』

 

『思いのほか上の子達も楽しんでて、お出かけも「ころっぱなら行きたい‼️」って感じです。やはり子どもは自然の中で遊ぶのが好きなんだなぁーと再確認させられました。

今までの活動でも本当に多くのものを得られたし満足しています!海の公園を嫌がってた末っ子は、走水海岸みたいな海を「キラキラ海」って言うようになりました』

ころっぱを始めてみて、自然のなかでの活動は虫刺されやケガなど危険とも隣り合わせで、私はちゃんと責任が取れるんだろうか?と不安になったりもしましたが、「親の自己責任で、自然の中で遊ぶことを楽しみたい」と思ってくださる方に、こんなにたくさん集まっていただけたことは、とても素敵なことだと思います。

 

人見知りで、はじめのうちは話しかけても返事をしてくれたなかった子たちが、最近では手元の発見を、私にも笑顔で報告してくれたりするようになってきました。

 

小さな小さな活動ですが、これからも試行錯誤しながら、できる範囲で続けて行けたらいいな、と思っています。