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colobockleの撮りたいもの

今年もお撮りしたお写真を使用していただいた年賀状を、お客さまが送ってくださいました。

「あの写真がこんな風になったのね」と、アイデアに感心したり、受け取って目を細めている人の存在を感じて嬉しい気持ちになったり。

 

私はどんな年賀状をお返ししようかしら、フォトグラファーだからやっぱり写真かなと思ったのですが、たまたま、ミモザが満開のカードを見つけました。

スタジオ前のミモザもこのごろずいぶんつぼみが膨らんできています。

ミモザが咲くころのことを思いながら、ミモザの寒中お見舞いをお送りさせていただきました。

昨日の撮影は、お客様のところへ出張撮影に伺いました。

赤ちゃんを撮影するママ♪

スタジオでの撮影を検討されていたのですが、妊娠中は元気だったママさんは出産がとても大変で、産んだ後も大変で、おうちから出る体力がなくなってしまったそうです。それならぜんぜん、私がお伺いいたします!!

 

お客さまに合わせていかようにでも変えられるのが、フリーランスの良いところです。

 

こちらは今週お撮りしたニューボーンフォトより。

パパに抱っこされるかわいい頭、

お気に入りのお洋服のかわいいあんよ。

セオリー通りのカット以外にも、「魅力的だな」と思ったところをお撮りできるのもフリーランスならでは。

 

以前、人気のハウススタジオでフォトグラファーをしていたときがありましたが、「お客さまが必要とする写真を撮れているか」よりも、「どのカメラマンが撮っても同じになるような、そのスタジオらしい写真を撮れているか」を意識して撮ることが、私にとってはとても難しかったです。私はひとりひとり違うご家族の、違いにこそ魅力があると感じるからです。

今日は1歳のバースデーフォトをスタジオで撮影する予定でした。

1歳って個人差が大きいですね!すたすた歩いている子もいれば、まだつかまり立ちもしない子も。

 

こちらの写真は、生後すぐに撮らせていただいた赤ちゃんの1歳のとき。

私としては、赤ちゃんの産まれ方から、赤ちゃんのときの成長のスピードも、ぜんぶその子の持って生まれた性格そのもののように感じています。

そしてその性格がどんなふうかは、もちろん両親とのかかわり方によっても違うんですよね。

親と子はセットです。

 

だから限られた時間ですが「その子らしい、その家族らしい写真」を撮りたいと、集中して観察しながら撮影させていただいています。

 

でも今日の撮影は延期に。

ご予約されていたご家族のパパが接触アプリcocoaから通知があり、無症状で抗原検査でも陰性だったけれど、念のため予約は延期しPCR検査に行かれるそうです。

 

スタジオのある自宅近辺でも、学校が休校になったり保育園が休園になったりと影響が広がってきました。土日に予定していた次男のサッカーの公式試合も中止(延期)です。感染予防を意識しながら仕事や生活を続けるのは本当に難しいですね。

さて、以下は余談です。

先日次男が代休の日に、7歳次男と3歳娘と一緒に東京タワーに行きました。

以前は土日祝日限定だった東京タワーの階段を平日でも登れると知り、「やった!のぼろうのぼろう!」と、次男と娘はスイスイ登って行きます。

私はハアハア…(^^;

平日でも登れるのはコロナウイルスの影響で来場者が減っているせいですよね。実際東京タワーは貸し切りかのようにガラガラで、帰りにモノレールに乗ったついでに立ち寄った空港もガラガラでした。そしてここまで感染拡大が騒がれてくると、さすがにお出かけの好きな私も行こうとはなかなか思えなくなってきますね(^^;

 

長男がこの年齢のころは、代休のときにはいつもどこかの工場に見学に行ったのものですが、いまはどこも工場見学は中止です。工場見学の案内をしてくださっていた方は今はどうされているのかな。

 

とにかく感染に気を付けながら、目の前にあるひとつひとつのことに丁寧に向き合っていきたいと思います。