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山と海と、子どもとカメラ

こちらは金沢自然公園内の「シダの谷」に向かう階段です。

私はいまは週に2回しか撮影をお受けしていないので、週に5日は子どもと1日中一緒に過ごしています。(以前は年中無休で撮影していたものでしたが、いまは子どもたちと過ごすことに時間を割いています)

 

 

 昨日は、絵本でキリンを覚えてからキリン好きになった末っ子にキリンを見せようと、朝から金沢動物園に行きました。

 

こちらはお目当てのキリン。

キリンは長ーいので縦構図で撮ろうっと。

すぐそばまで来てくれて、お互いに見つめあっていました。

広いカンガルーのエリアは横構図で。

金沢動物園はカンガルーがとても近くて面白いです。

娘が気に入ったのは、どの動物よりも、入り口のトンネルでした。

現在12歳の長男が2歳か3歳のころに、それまで殺風景だったトンネルがメルヘンな世界に変わったと記憶しています。

 

みんなこのトンネルが大好き。

とくにこのフクロウが、すごく印象的なようです。

 

暗いので、ISO感度をUPして手振れを防ぎます。

娘を抱っこして、EOS 6Dmark2を下げて、時間をかけてゆっくりと歩きました。なのにトンネルを出ると「もっかい」というのよね(^^;

結局4往復か5往復しました。

 

それから歩いて冒頭のシダの谷に向かいました。

次男のお気に入りのシダの谷は末娘も気に入った様子。何にもなくても、あらゆるものが気になりいろんなふうに見える子どもって、妖精のようです。

すごく長い時間、シダの谷にいたように思います。

 

お昼になったのでシダの谷を出て、山のてっぺんにある「ののはな館」から海を遠望しつつご飯を食べました。あとで向こうに見える海の方に行く予定です。

夕方次男とシーパラに行く約束をしていたので、末娘のお昼寝明け、こんどは学校から帰宅した次男と一緒に山を下りて海に行きました。

シーパラの水族館は、平日の閉館まぎわは貸し切り状態で、シーンとしています。

ここでも、暗いのでISO感度をUP!です。ISO感度をあげれば、真っ暗な深海エリアもこのとおり、床のキラキラまで撮ることができます。

今回のシーパラのお目当ては、水族館に新しくできた展示コーナーの、このお魚水槽でした。

うひゃひゃひゃ~~~

水族館を出て、焼きたてアチアチの「いるたん焼き」を食べると、

あたりは暗くなり、イルミネーションが輝き始めました。

八景島を出る橋を渡るころには、富士山がくっきりときれいな夕焼け空に。

↑の写真は、ピクチャースタイルを「風景」にして撮っています。

 

それまでの写真は「ポートレート」で撮っていましたが、そのまま風景を撮るとこんなかんじ。

オレンジの鮮やかさが、ポートレートのままだと少し抑えられてしまいますが、風景にすると鮮やかに、目で見た印象に近い色合いになりました。

私のフォトグラファーとしての基本は、子どもとの時間です。

 

長男の写真を撮り、長男と一緒に過ごす時間にいろいろな写真を撮るうちに、写真の深みにはまり、カメラマンとして活動するようになりました。

 

仕事としての撮影は、いまは件数を制限させていただいていますが、子どもと過ごしながら毎日たくさんの写真を撮り、研究を重ねています。

 

昨日は山と海と、たくさんの写真を撮って楽しい1日でした。