朝、目が覚めた末っ子が、言いました。
「歯が抜けたー!」
前の日から大きく揺れるようになっていた歯が、目覚めとともに抜けたようです。
妹の「歯が抜けた」という報告を聞いて、次に起きて来た12歳の次男も、あとから起きてきた17歳の長男も、私に同じことを聞きました。
「あれ、やるの?」
「あれ」というのは、私の小さなうそです。
長男の時から私は、
「抜けた歯に塩をかけて綿でくるんで枕の下に置いて寝ると、妖精が来て、宝石に変えてくれるんだよ」と言っていました。
「ほんとかなあ」と半信半疑で綿に抜けた歯を乗せ、塩を振りかけて、枕の下に置く子ども。
娘も、学童に行かせるために今朝起こすと、まっさきに枕の下に手を差し込みました。
そして綿の中で水色の石に変わった歯を見て、「わあ~」という顔。 小瓶に入れて、何やら考えています。
「本当に妖精が来たの?どこから?どうやって?」 そんな顔です。
長男と次男も、最初は信じました。
「なんでなんだろう。塩と歯の物質で化学反応するのかな。でも毎回色が違うのはなんでだ」なんて、真剣に考えてもいました。
でも2~3回繰り返すと気が付いちゃいます。 「あ、これママだな」って。
そ。朝早く起きた私が、歯ときれいな小石を入れ替えて戻してるだけです。
バレたら普通に、上の歯は縁の下に、下の歯は屋根に向かって投げます。
でも妹の歯が抜けたら「やるの?」と聞いてくるのだから、割と楽しい思い出になっていたりするのかも(^^)
こういううそは、やさしいうそ。
サンタさんから靴下にプレゼントが入っているのと同じです(うちではイブの靴下に何が入るかはサンタさんのおまかせ。2025年のプレゼントはnoteの釣りレポート記事の最後に書きました)
ここで、面白写真をご紹介。
乳歯から永久歯に生え変わっている頃に撮ったレントゲン写真です。
はじめて「出待ちの歯」がいっぱい写ったレントゲン写真を見たときはびっくりして、あまりの可愛さに大ウケしちゃいました。
もうちょっと年齢が低いタイミングだと、出待ちの歯がもっと小さくてかわいい。
3人の子どもたちの出待ちレントゲン写真は、私のお気に入りです。
その時にしか撮れない写真。この写真を見ると、一緒に歯医者に行ったときのことも思い出せます。
夏が来るたびに3人の子どもたちを連れて、たくさんの海へ行きました。
でも、上の2人はもう母離れ。
一緒に海の中を子どもと眺められるのも、もうそろそろカウントダウンかもしれないな、と思いながら末っ子と浜諸磯に行きました。
宝石になった歯も、海で過ごす時間も、今だけだから、もっとその輝きを見ていたくなるんでしょうね、きっと。

