これはフォトスタジオと呼べるのだろうか。
半分は撮影スペース。
半分は編集スペース。
そして、植物がなぜか増える…。
ここで人の話を聞き、
ここで写真と言葉を編集し、
必要なときに撮る。
そんな場所から昨日は、機材をマンフロットのカメラキャリーに詰め込みました。
脇に三脚やアンブレラをさしたキャリーを転がして向かったのは、池袋。
池袋駅は迷路…32番出口っていったいどこなの?東?西?
おのぼりさん状態できょろきょろしながら地上に出たら、10分ほど歩いて目的の場所に向かいました。
「HIRKU01」というスペース。
すごく、すごく、素敵です。
古いものと新しいものが自然に同居していて、人も空間も心地よく生かされていました。
緑が増えちゃっているところも好きです。
こちらに訪れたのは取材が目的でした。
誰に、どんな取材だったのかはまた別の機会にご紹介できたらいいな。
でも今日書きたいのは、ここで私がもらった言葉のこと。
この取材をセッティングしてくれた方は、カメラキャリーを転がして室内に入った私のことを、
「こちらは大ヶ谷さん。人や組織を言語化するのが上手な人です」
と、紹介してくれました。
これまで、「カメラマンさん」や「ライターさん」、
あるいは「写真も取材もどちらもする人です」などと、提供するサービス名で紹介されることはたくさんありました。
でも、「写真」も「取材」も入れずに、「人や組織を言語化する人です」と、紹介してくれた。
とても驚きました。
私の仕事のやり方を見ていて、そんなふうに感じて、言葉にしてくれた人は初めてでした。
純粋に驚きましたし、とても心地よく感じました。
改めて、役割の裏にある、本当の価値や姿、その人だけの魅力を、
私もちゃんと見つけていたい、と感じました。
取材は2時間の予定でしたが、お話が面白くて、もっと聞きたくなってしまって、3時間かかってしまいました。
セットしたストロボを回収し、キャリーを転がし急いで学童のお迎えに向かいます。
個人面談週間で学校は半日授業なので、娘のお迎えは最後から2番目でした。
心の中で「ごめんね」と思う私に、娘は作っていたふたつのものを手渡してくれました。
折り紙で作った猫が付いた手紙には、「ママ大好き」という言葉と猫たちの絵。これももちろん、とても嬉しい。
でもこっちは、もっとグッと来ました。
「すてきだなって、思ったことノート」と表紙に書かれた、小さな本です。
ページをめくるとそこには、キッズ(学童)で娘が目にした「すてきなもの」が書かれていました。
「七夕かざり。お願いごとを飾るときれいで、すてき」
「折り紙でできた風鈴。飾ったり音をならすためにあってすてき」
娘は娘の場所で、娘の目線で、魅力を感じたものを書き留めていました。
「すてき」を見つけて残したくなる気持ちは、私もよく知っています。
時々娘は、小さな本をつくります。
きっかけは、保護者会に3歳くらいだった娘を連れて行かなきゃならなかったときに、室内にあったコピー用紙を切ってホチキスで止めて、お話を作って暇つぶしをしたことだったと思います。
それから娘がたまに作る本は、彼女が今何を見ていたのか考えていたのかを知ることができる、わくわくする1冊です。
娘が見つけた「すてき」を読んでいたら、私も、「すてき」を探しに出かけたくなりました。
明日は土曜日。
一緒に探しに行こうと思います(^^)

