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9年間Google検索に乗っていなかった話と海の貝

最近、ある方に「ホームページのタイトルと概要文、見直した方がいいかもしれない」と、言っていただきました。

 

私はずっと、自分のSEO対策に無頓着でした。

 

ホームページからもお問い合わせは来ていたから、
「Google検索に乗っていない」なんて、考えたこともありませんでした。

 

でも今回、タイトルや概要文を修正しながら、はじめてちゃんと、
「私は、どんなキーワードで検索してほしいんだろう」と、考えました。

 

横浜のフォトスタジオ?
ビジネスポートレート?
ニューボーンフォト?
企業取材?
ストーリーブック?

 

「そういえば、自分の仕事を、検索エンジンに向けて説明したことがなかった」と、気づきました。

それで、「どんな検索ワードで来てもらっているんだろう」と、
9年前につないだっきり放置していたGoogle Search Consoleを開いてみました。

 

すると。

・httpとhttpsの設定違い
・sitemapエラー

で、そもそも設定ができていなかったんです。

 

つまり、Googleが私のサイトをほぼ認識していないということ。

 

9年間も、気がつかなかった。

気が付かなかった自分にびっくりしました(;'∀')

SEO対策以前の問題です。

 

でも同時に、ものすごく不思議な気持ちにもなりました。

 

だって、横浜の端っこで看板も出すことなくやっていたスタジオにはたくさんの方が来てくれていたし、仕事はたくさん生まれていたからです。

 

Googleのキーワード検索に上がってこないのに、再開してリニューアル公開した私のサイトは、

直近30日間で800人以上の方が来てくれ、3,000回も見ていただいています。

 

どうやって、皆さんは私を見つけてくれていたんだろう。

改めて、初めて来てくれた方が私のことをどうやって知ったと言っていたか、思い出してみました。

 

「検索して見つけて、ブログを読んでいた」と言ってくださった方も多かったです。

でも「助産院で聞いて、子育て施設でも聞いて、知人も話していて、行ってみたくなった」という方がいたり。

あるご家族の撮影からその友人に、その友人から経営者を紹介され、その経営者から代理店を紹介され、大手出版社の重役撮影につながっていったこともありました。

 

検索エンジンではなく、人から人へ。

皆さんに面白がってもらって、見つけてもらっていたのかもしれません。

先日知人から、「娘が貝殻に興味を持っているので、貝殻が落ちている海岸を知りたい」と尋ねられました。

「あの海岸ならあんな貝、この海岸だったらこんな貝」と、いくつか思いつくままに返信しました。

 

面白いんですよ。海岸によって落ちているものが違うから。

例えば、右側は葉山の森戸海岸、左は真名瀬海岸です。

葉山の海岸には、ビーチグラスやビーチ陶器が多いです。

 

拾った貝やビーチグラスは洗って乾かして、

分類しておきます。

そしてイメージが沸いたときに使います。

こんなかんじに。

こちらは森戸。森戸神社そばの海岸です。

娘が「小さい貝が欲しい」というので、「どこだったら小さい貝があるかな」と砂の具合を思い浮かべて、まずは真名瀬に行ってみました。

でも意外と真名瀬の砂には小さな貝が混ざっていなくて、これは磯場の森戸の方が良いのかも?と、森戸に移動しました。

 

そうしたら小さな貝があったので、娘は「こういうの!」と喜んでいました。

極小の瓶に入れて、作品を作っているところです。

 同じ三浦半島でも、波の荒い砂浜が続く横須賀の津久井浜は、赤貝。

波で砕かれ、削られていくグラデーションがきれいです。

落ちている石も、荒い波で削られ、丸くなっています。

これはウミガメに見立てているところ。

おお、サメも落ちている。

どの海岸にどんな貝殻が落ちているか、検索したことはありません。

足を運んで、砂つぶの感じ、波の感じ、ここで暮らす人たちの様子、そんなものを感じながら、海岸に落ちているものに目を向ける。

 

たぶん、仕事も少し似ていたのかもしれません。

 

SEO対策も、Google検索も、もちろん大切。

 

でもその前に、

目の前の人と話すこと。
その人の背景を知ろうとすること。
写真を撮ること。
言葉を書くこと。

そういう積み重ねが、

私だけでなく、誰かの記憶に残って、また別の誰かにつながっていた。

それってすごく面白いって、今回、改めて感じました。

 

これからGoogle検索にもちゃんと乗るようになったら、どんな変化があるのかな?

少し楽しみです。

 

でもたぶん私はまた、SEO対策を忘れると思います。

 

ひとりひとりの魅力や想いに、丁寧に向き合うことに忙しいから。

 

私はそれでいいかな、と思っています。