静かに、ニューボーンフォトの撮影が再開しています。
きっかけは、
ひとつのご連絡でした。
以前撮影させていただいたご家族が、
ホームページの問い合わせフォームから送ってくれたものでした。
2024年11月に以前のコロボックルを終了し、
私のホームページはすっかり企業向けの発信になっていました。
その企業向けの問い合わせフォームから、
「二人目が生まれるので、撮ってもらえませんか」
とメッセージを送ってくれました。
あの撮影のことは、よく覚えています。
パパとママのお仕事のこと。
撮影をやめる予定だった私の話。
たくさんお話をしながら撮影しました。
そして、おばあちゃんのおうちでの撮影の帰りに、
「これ、持っていきなさい」と手渡してくれたおにぎり。
焼き鮭と焼きたらこ。
厚みのある海苔が巻かれていて、
車の中で食べながら、本当にうれしかった。
ニューボーンフォトのメニューもないのに、
「なんでもいいから撮ってほしい」と連絡をくれたことも。
私はすでに、
撮影アイテムをすべて手放していました。
でも心のどこかで、
家族のはじまりを、もう一度撮りたいと思っていた。
「これは、もう一度やりなさいということだな」と思い、
少しずつ、道具を揃え直しました。
そして、メニューを新しくつくりました。
以前とは少し違います。
これからのコロボックルは、
取材と言葉、写真とデザインを組み合わせて、
想いをかたちにしていきます。
「以前のアイテムは処分してしまったんです」とお伝えすると、
「自分で買うからいいですよ」と返してくれました。
あのとき流れた気持ちは、
私だけのものではなかったのだと、知りました。
ありがたい。
心を込めて、
コロボックルを再開します。

