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目指すは「タイムレスフォト」

先週スタジオ撮影に来てくれたママさんが、撮影のあとメッセージをくれました。


こどもの笑顔をたくさん引き出しつつ、さらにはわたしたちもステキに撮っていただきありがとうございました。

念願の私と息子のツーショットもたくさんあってとても嬉しかったですし、授乳シーンを撮っていただけたのもいい記念になりました。

 

お部屋のセッティングを変えることでこれだけいろいろな雰囲気のお写真になるのねと、答え合わせのような気持ちでも楽しめました。


答え合わせ!

上手なことをおっしゃいます(^^)/

 

確かに、撮りたいカットはいろいろあるのにスタジオは1室しかないので、歌舞伎のセットのように撮影中にあれこれセットを変えて撮影しています。

わりと最近に撮影させていただいた写真よりご紹介を。いつもありがとうございます。

冒頭のママさんはこんなメッセージもくださいました。


家族みんな、どれも自然体でいい写真だねと喜んでおります。 

わたしは家事の合間に写真を眺めては一人できゅんとしています。

たった半年前のニューボーンフォトと見比べて、こんなに大きく表情豊かになるんだなぁとしみじみ思いました。やっぱり節目節目で残しておくといいですね。

次は1才かな。楽しみです♫


撮影できる部屋が複数あって、衣装の手直しや子どもをあやしてくれるスタッフもいる、素敵なお洒落なスタジオがたくさんあることは知っています。でも小さな、隠れ家のような場所だから撮れるものを磨きたいと思ってやってきました。都会からわざわざ写真を撮りに下ってきてくださったこと、本当にうれしかったです。またお会いできる日を楽しみにしております(^^)

こちらも先週撮影させていただいた写真です。

4人家族のおうちですが、今回撮影に来てくれたのはママと赤ちゃんのふたりだけ。

おまけになってしまいがちな下の子との1対1の関わりを大切にされ、それを写真に残しておきたいと思われること、とっても素敵なことだと思います。

それにしてもかわいい。ハーフバースデーの赤ちゃんを撮影していると、人間は元来、自分をみて微笑んでもらい、触ってもらい、お世話してもらうのが大好き、人間が大好きな生き物なんだなあって思います。

生きていくのは大変なことです。いろんなことがあり、笑ってばかりはいられない。だからこそきっとこの写真がのちのち、必要になってくれる時が来るはずです(^^)

最近、私のなかにひとつのテーマが生まれました。

それは「タイムレスフォト」。

時間がたっても色あせることなく、いつまでも新鮮な魅力を感じ続けられるような写真を撮ること。

 

たくさんご依頼いただくニューボーンフォトの撮影をしているうちに、私の撮影するカットはどんどんシンプルになって来ました。

こちらはママが赤ちゃんの名前にちなんだお花をご用意くださっていたので、そのお花と一緒に。

そういうことでもない限り、飾り付けることよりもシンプルに撮ることの方が、時間がたっても色あせない魅力を写せるような気がします。

ニューボーンフォトで実践している「タイムレスフォト」の感覚をスタジオにも取り入れたいと思い、現在スタジオの手直しの真っ最中です。

これまで子どもの動きに対応するためほぼ自然光で撮影していましたが、よりシンプルで上質な写真も撮れるように照明器具や設備を見直し、背景布等も新たに導入しました。

ここでちょっと、私のカメラ機材のご紹介を少々。

こちらは私のいちばん使用頻度の高いカメラです。CanonのEOS RとマウントコンバーターとEF24-70 f2.8の組み合わせを2組。

こちらはレンズたち。

色々なものを試しては売り、最後に残った相棒レンズです。

こちらが仕事用ボディで、

こちらは子どもとお出かけする際のプライベートカメラ。

Canon EOS Mと、Powershot G1X mark2です。

新たに追加したスタジオ設備でどんなカットを撮れるようになったのかは、近いうちにまたご紹介したいと思います(^^)/

6月になり、庭の木たちはにょきにょき元気です。

先日、次男と娘と一緒にジャガイモを半分掘りました。ついでに梅も木から収穫し、ジャガイモは子どもたちと一緒にポテトチップスとカレーを作りました。

ミニトマト、ピーマン、きゅうり。ブルーベリーやブラックベリーが実をつけ、レモンとゆず、フェイジョアに花が咲いています。

 スタジオの窓の前に植えてある常緑樹のアカシアとトネリコも、ようやくいったん葉を落としてピカピカの新緑になりました。スタジオに来てくださる方に少しでも心地よい楽しい時間を過ごしていただけるように、DIYに励みます!