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臨時休校の意外な収穫

今日は幼稚園で、来年度のPRツール制作に関する編集会議でした。

私は先生方全員からお話をお聞きして、そこから最も魅力的なポイントを見つけ出し、写真と文章で伝わる方法を探っていきます。

それはもう、すごく大変な、宝探しのようなかんじです。

近頃、こうした「伝えるツール」の依頼をいただくことが重なっていて、先日も、子どもたちを連れてメルヒェンさんのパンフレット案をお出ししてきたところです。

すべてにおいてそうですが、人の目に映っているのは、本当の姿のごくごく一部。

よくもののたとえで「氷山の一角」と言いますが、氷山は上に出ている部分が11%、海の中に沈んでいる部分が88%だそうです。

 

取材や編集会議で伝えたい思いを聞くと、本当に、人の目に触れている部分は氷山の一角だなぁと感じます。

私の能力なんてほんとに大したものではありませんが、もてる力を総動員して、目に見えない魅力を手に取って眺められるようにしようと奮闘しています。

今日の編集会議を終えて車を運転していた時、ipadのゲームやベイブレードなどをして待っていてくれた次男が「あ~楽しかった」と言うので、「良かったね」と言ったら、「ママは楽しかった?」と聞いてきました。思わず「すごく楽しかったよ」と答えました。今日の仕事も、すごく楽しかったです。

 

それから次男は、「ママはカメラが好きだからカメラマンになったの?」と尋ねてきました。

「ぜんぜん違うよ。ママはね、子どもたちと一緒にいたくて、でも人の役に立って喜んでもらえる仕事もしたいの。子どもと一緒に過ごしながら、人の役に立つ仕事をしようと自分のできることで始めてみたら、たまたま一番求められるようになったのがカメラだった。だからカメラじゃなくたっていいんだよ、写真を撮るのは大好きだけどね」と説明しました。

 

臨時休校では、母親がどんなどんな風に1日を過ごしているか、どんな風に仕事をしているかを、子どもたちに知ってもらう機会になったようで、それは思わぬ収穫だったかもしれません。

将来どんな仕事をしたいか、子どもが生まれたら奥さんにはどんな風に仕事をしてほしいかまで、いろいろ話をするきっかけになっています。

 臨時休校も4週間目、子どもたちも、自分たちの方が時間があると理解したようで、積極的に家事を手伝ってくれるようになりました。

末っ子を保育園に迎えに行った足でどこかへ出かけることが多かったので、夕方以降に撮影した写真がたくさんになりました。こちらは夕方の一色海岸です。

ざぶんざぶん、冷たい水に足をつけて生き物を探すふたり。

兄たちを追いかけ、びしょびしょになる末っ子。

子どもの写真を撮っている瞬間は、私の癒しタイムです。

今日の午後は、長男の同級生をお預かりです。

預かったり預かってもらったりして助け合って、なんとかかんとかの一斉休校。

子どもたちでポップコーンを作っておやつにしていました。

ちゃんと洗いものもしてあって、なんだか生活力が上がったようにも感じたりします(*^^*)