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館山シュノーケリング(夏の母子旅)

colobockleと長くお付き合いくださっている方はみなさんご存じのとおり、私はとっても海が好きです。

 

地図を眺めては「あの辺はどんな海なのかな」と想像して、行ってみたいな、泳いでみたいな~と思ってしまいます。海の中も興味があるし、周辺の環境にも興味があるし…でもあちこちの海へ自由に冒険に出られたのは遠い過去のこと。母親になってからは幼児を連れて行っても大丈夫そうな場所に限られております(^^;)

 

昨年の夏休みは石垣島へ、その前の年は伊豆大島に行き、今年は四国に行ってみたいな、などと考えていました。赤で丸をしたあたり、どんなところなんだろう。寝台特急に乗って岡山まで行って、車を借りて南下したら楽しそう…

でもなんだかんだ仕事もあり、高校生の長男を置いて小学生と幼児を連れて旅に出るタイミングがなかなか作れず、今年の夏は近隣の海を楽しむことにして、先日千葉県の館山に行って来ました。

 

目指すは房総半島の南端です。

朝起きて掃除洗濯などの家事を済ませ、残っていた仕事を片付けてから車にフィンやライフジャケット、体を洗うための水タンクなどを積んで、久里浜港に向かいました。

久里浜から対岸の浜金谷まではフェリーであっという間です。

お昼ごはんを調達しに、道の駅の「保田小学校」に立ち寄りました。

廃校になった小学校を利用したオシャレな道の駅です。ところどころに小学校の名残を上手に残しているのがまたさらにオシャレ♪

運動会のあこがれ、順位台。おのずとみんな競うように1に駆け上ります。最近はあんまり運動会でも、こういう順位付けは見かけなくなったように思いますが…

廊下に面した教室がそれぞれお店になっていて、なかにはこんな子どもの遊び場もあります。

たくさんのテイクアウト品や野菜や魚が売られているだけでなく、宿泊もできてお風呂にも入れます。とってもいいところ♡

 

保田小でサンドイッチを買って、再び海沿いを南下しました。目指すは沖ノ島

小さな沖ノ島のまわりをぐるりとシュノーケリングしてまわり、たくさんのお魚を眺めました。サンゴも想像以上に居ついていました。その後ビーチで遊び、気が付けば19時。何時間泳いていたんだろう?

 

お風呂屋さんに行き、晩御飯を食べて、街頭のない夜道を宿に向かって車を走らせていると、宿のそばでイノシシの群れに遭遇しました。花火も持って行っていたけど、イノシシが出ると危ないとのことで、夜はおとなしく室内に留まります。

 

翌日は地元のスポットを探して車を走らせました。とってもきれいだったのは坂田(バンダ)海岸。かつては海水浴場だったそうですが、台風9号の影響で駐車場が崩れたのを機に廃止したようで、今は駐車ができません(日によっては近くの方が駐車場を開設しています)

ここには、クマノミが住み着いていそうなイソギンチャクや各種サンゴがいて、藻場も豊かで、ヘラヤガラなどたくさんの魚がいました。

 

車を停めて安心して遊ぶなら、シャワーもある波左間海水浴場が良さそうです。

海水浴場内は河口が近いこともあって濁っていますが、少し離れるとサンゴやイソギンチャクもいて、ゴンズイの群れやルリスズメダイなどもたくさん眺めることができました。

波左間海水浴場すぐそばの休暇村には無料のプールもあって便利そうです。

 

波左間海水浴場のあとは、洲崎灯台付近はどうかなと思って行ってみましたが、地元の方が危ないから泳ぐのはやめた方がいいというのでやめておきました。そこから先は白浜あたりまで荒々しい岩場が続き、泳いで遊ぶ環境ではないそうです。一人だったら白浜まで足を延ばしてみたところですが、小さい子供を連れているので無理はせず、360度見渡せる灯台から太平洋を眺めて帰路につきました。

 

帰りのフェリーからは何度か大型タンカーとすれ違いました。

台風が来ていたので、上陸に備えて早めに東京湾内から出ていたみたいです。至近距離を通り過ぎる巨大なタンカーは大迫力でした。

 

無理なく明るいうちに帰宅し、夕方の家事や夕食作りをしていたあいだ、娘はお絵描きをしていました。

館山の岩場と砂場、いた魚や砂地からひょろひょろと生えていた海藻が良く描けています(*^-^*)

 

もともと、よく海の絵を描く娘。

まだ5歳の彼女が大きくなってしっかり泳げるようになったら、もっとあちこちの海に一緒に行ってみたいな。そんな日が来るのを楽しみに、2024年の夏休みはあと少しでおしまいです。