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colobockleの家族写真

今日は12月31日です。今年最後のブログでは、先日撮影させていただいた「パパとみーちゃん」の写真をご紹介させていただきます。

えくぼのできる笑顔がかわいいみーちゃんは2歳。

ママが飾りつけをしたバースデーパネル、ステキです♡

この撮影でみーちゃんがにこにこしているのは、カメラを構える私のうしろにいるパパが、面白い顔をしているからです。

 

パパとみーちゃんは仲良しなのです。

屋内でみーちゃんの写真や家族写真を撮影したあと、近くの公園に移動しました。

遊んでもらって、楽しくてにこにこ、いいお顔です。

私は仕事でカメラを構えているので、どんなふうにしたら子どもが笑うか日々研究していて、笑顔の写真を撮るために、ああしてくださいこうしてくださいと色々お願いします。

 

でも本当にキュンとするのは、私がお願いしたわけでなく、自然に、カメラのないところで行われているやりとりだったりします。

そこに本当の、親の子どもへの愛情と、子どもの親への信頼が見えて、そんなシーンこそ大切にしたいと思っています。

「鉄棒はどう?」と言ったのはパパでした。

みーちゃんが鉄棒にぶらーんとぶら下がれるようになったことをちゃんと知っていて、それがかわいいと思っているのですね。

「パパも一緒にぶら下がりましょう」と言ったのは私です(笑)

パパとママに遊んでもらって楽しそうなみーちゃんですが、転んでしまい、大粒の涙とともにわーんわーん大泣き。

すかさず撮る私の後ろから、「泣いてる顔もいいよね」とパパの声が聞こえました。

本当にそうですよね!

こんなに全力で泣けるって、ステキなことです。

今回はスタジオをお休みしているため出張撮影をさせていただきましたが、みーちゃんが6ヶ月と1歳のときには、スタジオに撮影にきてくださいました。

そのときから、パパがみーちゃんの存在を本当に愛おしく感じていることはとっても伝わってきました。

おしゃれなハウススタジオでフォトグラファーをしていたとき、目的のカット以外は、フォトグラファーは写真を撮ってはいけませんでした。不要だからです。

そして同じバリ(セット)で同じ構図の写真は1枚に絞り、その他は捨てました。

でも上の3枚、私はどれも削れないんです。ぜんぶ、大事な写真だと思えます(^^;

ちなみに、パパとみーちゃんのことばかりを書きましたが、ママももちろんステキな方です。

これからお姉ちゃんになったり、思春期になったり、長い人生にはつらいことや孤独を感じることもたくさんあると思います。

そんなとき、この写真はきっとみーちゃんの支えになってくれますね。

家族の数だけ、親の子どもへの愛情があります。

家族写真を撮る際、ただきれいな写真を撮るばかりでなく、その家族ならではの雰囲気と、親の子どもへの愛情を形に残せるようにしたいな、と思います。

2021年も、私は月・火・金曜日のみの撮影稼働とさせていただき、水・木および土日祝日は母親業をさせていただきます。

お撮りできる家族は多くはありませんが、ひとつひとつの出会いとご縁を大切に、シャッターを切って行きたいと思っています。

 

2020年は5か月間も休業し、すっかりくじけてしまっていましたが、皆様のおかげで大切なものを見つめなおし、改めてフォトグラファーという仕事に向きあっていこうと思うことができました。本当にありがとうございました。

 

2020年は抱っこ紐micoで受賞し、販売を開始しました。2021年は抱っこ紐に続いておんぶ紐も商品化したいと思って取り組んでいます。フォトレッスンも再開しますし、ほかにもいくつかお仕事のお話をいただいています。

 

ゆっくりではありますが、ひとつひとつ、全力で取り組んで行きたいと思います。

来年もどうぞ、よろしくお願いいたします。